いつの頃からだろうか・・・ 彼女がこのコンビニに来る様になったのは。 彼女は毎日同じ時間にやって来て、毎日同じ物を買って行く。 220円のサンドイッチと120円のフルーツジュース。 二つ合わせて、税込みで357円 無論、毎日同じ物を買って行く客は他にも沢山いる。 ただ、俺が彼女の事を覚えたのは、彼女がとても綺麗だったからだ。
357エンニ ナリマス _ ハイ ! _□ __//| ,,,,,,, ( 'A`) // ̄|_ (‘ー‘ヾ (ヽ)ヽ/?ロ / ノ( )ゝ ) ) | ̄ ̄ ̄|/ | |
▽続きを読む▽
俺は何度も彼女に話し掛けようとした。 でも、それは出来なかった。 俺はどう見てもさえないコンビニの店員で、彼女は誰もが振り返る様な とびっきりの美人。 相手にしてもらえるはずが無い。 だけどそんなある日・・・・。
336エンニ ナリマス _ アレ ?! _□ __//| ,,,,,,, , _ 357エン ジャナイデスカ ? ( 'A`) // ̄|_ (‘ー‘ヾ丶 (ヽ)ヽ/?ロ / ノ( )ゝ ) ) | ̄ ̄ ̄|/ | |
ジュースメーカーのキャンペーンで、いつも120円のフルーツジュースは その日から100円になっていたのである。
コノ ジュース イマ 100エン ナンデスヨ _ ソウナンダ… _□ __//| ,,,,,,, ラッキー♪ ( 'A`) // ̄|_ (^ー^ヾ (ヽ)ヽ/?ロ / ノ( )ゝ ) ) | ̄ ̄ ̄|/ | |
そんな些細な事でニッコリ笑った彼女は一段と綺麗だった。 それから俺と彼女は毎日話しをする様になった。
ガクセイサン ナノ ? ンートネ… _ イマハ「プー」カナ… _□ __//| ,,,,,,, テヘヘ… ( 'A) // ̄|_ (‘ー‘ヾ (ヽ)ヽ/⊿ロ /ノ( )ゝ ) ) | ̄ ̄ ̄|/ | |  ̄ ̄ ̄
ナマエハ? オレハ ドクオ ミユキ ッテ _ ユウンダヨ _□ __//| ,,,,,,, ( 'A) // ̄|_ (‘ー‘ヾ (ヽ)ヽ/⊿ロ /ノ( )ゝ ) ) | ̄ ̄ ̄|/ | | ミユキチャン カァー  ̄ ̄ ̄
ある日、俺は偶然街中でみゆきを見掛けた。 彼女はその時、とある病院に入って行くところだった。
┌──────────┐ │ VIP循環器病院 │ └──────────┘ ____________ | | | | | | | | | | | | アレッ ? アノコハ | | | ,,,,,, ミユキチャン・・・カナ? | | | (ー‘;ヾ (A` ) | | | ノ( )ゝ ノ( )ヽ | | | (( 、、、、、 ( (
その時はたいして気にも留めてなかったが、後日、俺はその事を みゆきちゃんに訊いてみた。
コノマエ ビョウインデ ミカケタケド オミマイニ イッタノ ? _ ウンン、チョット _□ __//| ,,,,,, ビョウキ シチャッテ… ( 'A) // ̄|_ (ー‘;ヾ (ヽ)ヽ/⊿ロ /ノ( )ゝ ) ) | ̄ ̄ ̄|/ | |  ̄ ̄ ̄
ソッカ… ソレハ オダイジニ _ ウン !! _□ __//| ,,,,,,, アリガトウ ( 'A) // ̄|_ (‘ー‘ヾ (ヽ)ヽ/⊿ロ /ノ( )ゝ ) ) | ̄ ̄ ̄|/ | |
元気そうなみゆきちゃんを見て俺は安心した。 たいした病気ではなかったのだろう。
ところが、それからしばらくした日、彼女は俺の目の前で 急にうずくまってしまったのだ。
エ?エ? ミッ…、ミユキチャン ?! _ _□ .__//|_ ウッ…… Σ(; ゚A゚) // ̄|__/| lll|,,,,, ……… (ヽ)ヽ/  ̄ // (ー‘;ヾ ) ) | ̄ ̄ ̄|/ ノ(ノ)  ̄ ̄ ̄ ⊂⊂
ミユキチャン _ダイジョウブ ?! __//|_ _□ ダイジョウブ ダヨ… // ̄|__/|(; ゚A゚). ,,,,, スコシヤスメバ モドルカラ… /  ̄ /./ (ヽ)ヽ(ー‘;ヾ | ̄ ̄ ̄|/ ) ) ノ(ノ)  ̄ ̄ ̄ ⊂⊂
トトトトリアエズ、モウスグシフトアガルノデ オレノヘヤニ イコウ _コノ スグウラ ダカラ __//|_ _□ // ̄|__/|(; ゚A゚). ,,,,, デモ…、ソレハ /  ̄ /./ (ヽ)ヽ(ー‘;ヾ ドクオサンニ ワルイワ | ̄ ̄ ̄|/ ) ) ノ(ノ)  ̄ ̄ ̄ ⊂⊂
ソンナコト キニスルナヨ ! _ サア… __//|_ _□. ,,,,,, …ウン // ̄|__/|(; ゚A゚) (ー‘;ヾ /  ̄ /./ (ヽ)ヽノ(ノ) | ̄ ̄ ̄|/ ) ) .((
俺はみゆきをアパートの部屋に連れて帰り みゆきのかばんから薬を取り出し飲ましてあげて、とりあえず布団に寝かし付けた。 30分程するとみゆきは元気になり、いつもの様に話し始めた。
| ゴメンナサイネ | ドウシチャッタンダロウ ______| キョウノ ワタシ ,,,,,,, キニスルナッテ !! \ ソ‘ー‘) ソレニ、タダノ タチクラミ ダト \ /⌒ソ( )ゝソ⌒) ('A` ) オモウヨ、キット \ //⌒⌒⌒) / ノ(ノ ) / (___ノ / ⊂⊂ (______ノ
| ドクオサン ッテ | ヤサシイノネ ______| \ ,,,,,,, \ ................ ソ^ー^) イヤ…、ソウユウ ワケジャ… \ /⌒ソ( )ゝソ⌒) ('A`;) テレチャウナ… \ / //⌒⌒⌒) / ノ(ノ ) / (___ノ / ⊂⊂ (______ノ
| トコロデ… | ナンナノ コレハ ? ______| \ ,,,,,, コレハ… \ ギシギシ ソ;‘ー) 「オヤクソク」 \ アンアン /⌒ソ( )ヽソ⌒) (; 'A) ッテ ヤツデスカ \ / //⌒⌒⌒) / ノ(ノ ) / (___ノ / ⊂⊂ (______ノ
あの日結局みゆきちゃんとは何もなかったものの あの日から、みゆきちゃんはよく俺の部屋を訪れる様になった。 彼女が俺の部屋に来た何度目かの時、俺は意を決し、 心の内を彼女に打ち明けた。
ミユキチャン | オレハ キミガ スキダ・・・ | ,,,,,,, エッ !… | ( 'A`) (‘ー‘ヾ / ̄ (ヽ)ヽ ̄ ̄ ノ(ノ ) / ⊃⊃ ⊂⊂
オレト コイビト トシテ | ツキアッテ クレナイカ ? アオリガトウ ドクオサン | ,,,,,,, デモネ……、 | ( 'A`) (‘ー‘ヾ / ̄ (ヽ)ヽ ̄ ̄ ノ(ノ ) / ⊃⊃ ⊂⊂
みゆきは話しを続けた。
私の「みゆき」は「美雪」って書くの。 雪は触れるととっても冷たくて、すぐ溶けて無くなってしまうの。 だから、雪には触れちゃダメなの。 \_________ _____________/ V ,,,,,,, (‘ー‘ヾ ノ(ノ )
意味が判らない・・・・・・。('A`;) ?????
ソレハ「オレジャ ウンン ! | ダメ」ッテ コトナノ ? ソウジャ ナイノ !! | ,,,,,,, デモ…、 | (; 'A) (‘ー‘ヾ スコシ カンガエ サセテ / ̄ (ヽ)ヽ ̄ ̄ ノ(ノ ) / ⊃⊃ ⊂⊂
そう言って美雪は帰って行った。 残された俺は、一人、考え込んでしまった・・・ オレ… | カラカワレテルノ カナァ~ ? | ('A`) / ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄
その次の日も、美雪はいつもと同じ時間にコンビニへやって来た。 気まずさを感じていた俺に、美雪は自分から話し掛けてくれた。
キョウモ ドクオサンノ ヘヤニ イッテモ イイカナ ? アア、 ,,,,,,, _□ ジャア マッテルヨ ソ‘ー‘) ____ ('A`) ノ( )ヽ/./\_/ノ( )ヽ | | | ̄\/// .( ( | ̄ ̄ ̄|/  ̄ ̄ ̄
バイトを終え部屋に帰ると、美雪はすでに俺の部屋の前で待っていた。 その時の美雪の妙に思い詰めた様な顔が気になったのだが・・・・・。
キノウノ ヘンジヲ | キカセテ クレルノ? ウン… | ,,,,,,, ドクオサン | ( 'A`) (ー‘;ヾ ワタシノハナシヲ ヨク キイテネ / ̄ (ヽ)ヽ ̄ ̄ ノ(ノ ) / ⊃⊃ ⊂⊂
昨日、毒男さんに「好きだ」って言われて、私、本当に嬉しかったの。 今まで男の人から「好き」って言われた事なんて一度も無かったからw \___________ __________________/ V ,,,,,,, (‘ー‘;ヾ ノ(ノ )
そんな事は無いだろう ? 美雪ちゃんはとても綺麗で、肌だってホラ、こんなに真っ白で・・・・・。 俺なんかが見ると眩しいくらいで・・・・・。 \___________ _________________/ V
(; 'A`) (ヽ)ヽ
私の肌が白いのはね・・・・、新鮮な血が体に行き渡らないからなの。 毒男さん、私の手を触ってみて・・・・。 \___________ _________________/ V ,,,,,,, (‘ー‘;ヾ ,,ノ(ノ )
| メチャチベタイ !! | ,,,,,,, デショウ… | Σ(; 'A) (ー‘;ヾ / ̄ ̄ ̄ (ヽ)ヾ,,ノ(ノ ) / 」」 ⊂⊂
その時、俺は昨日の美雪の言葉を思い出した。
""""""""""""""""""""""""""""""""" " 雪は触れるととっても冷たくて " " すぐ溶けて無くなってしまうの。 " " \_____ _______/ " " V " " ,,,,,,, " " (‘ー‘ヾ " " ノ(ノ ) " " " """""""""""""""""""""""""""""""""
咄嗟に俺は美雪の手を離した。 俺の手には美雪の手の冷たい感触が残っていた。
| ハッ !! ダイジョウブ… | ,,,,,,, ホントウニ トケタリハ | (; ゚A)シ (ー‘;ヾ シナイカラ… / ̄ ̄ ̄ (ヽ) ,,ノ(ノ ) / 」」 ⊂⊂
私の手足はとても冷たいの。 これはね、「血の巡り方が普通じゃないから」って教えてもらってる。 \___________ _________________/ V ,,,,,,, (‘ー‘;ヾ ノ(ノ )
ソレハ… | ドウユウ コトナノ? コレガ… | ,,,,,,, ワタシナノ… | (; ゚A) (ー‘;ヾ / ̄ (ヽ)ヽ ̄ ̄ ノ(ノ ) / ⊃⊃ ⊂⊂
私は心臓に病気を持って生まれて来たの。 普通の薬や手術では治せない病気なんだって。 今まで何度も発作を起こして、何度も死んでしまいそうになって・・・・。 だから・・・・、今でも発作を抑える薬を毎日注射してもらってるの。 \___________ _________________/ V ,,,,,,, (‘ー‘;ヾ ノ(ノ )
…ソレデ アノ | ビョウインニ… | ,,,,,,, …ウン | (; 'A) (ー‘;ヾ / ̄ (ヽ)ヽ ̄ ̄ ノ(ノ ) / ⊃⊃ ⊂⊂
発作が起きるたびに死にそうになって・・・・・・ それでも、今までなんとか生きて来て・・・・・・ でも、いつもお医者さんに「次の発作の時は命の保障は出来ない」 って言われ続けてて・・・・・・・。 こんな私だから、周りの男の子達はみんな私を避けていたの。 \___________ _________________/ V ,,,,,,, (‘ー‘;ヾ ノ(ノ )
私ね・・・・、子供の頃から一度も走った事が無いの。 ちょっとでも激しく動くと胸が苦しくなって、発作が起きそうになって。 だから・・・、私は女として毒男さんを受け入れる事が出来ない・・・・。 もし結婚しても、毒男さんの子供も生めない・・・・、赤ちゃんができないの・・・・。 そして・・・・、明日にも、いつ死んじゃうかわからないの。 \___________ _________________/ V ,,,,,,, <ー‘。ヾ ( ノ)
ごめんね・・・、毒男さん。 本当にごめんね・・・。 本当は、もっと早く話さないといけないって私わかってた。 でもね・・・、でもね・・・私も他の子と同じ様に恋がしてみたくて・・・・。 それにね・・・、それにね・・・・ 毒男さんが・・・、毒男さんが・・・優しかったから・・・・・。 \___________ _________________/ V ,,,,,,, <ー‘。ヾ ( ノ)
ごめんね・・・、ごめんね・・・・、ごめんね・・・・、ごめんね・・・・。 私、馬鹿だから・・・、本当に馬鹿だから・・・・ 毒男さんの気持ちも考えられなくって・・・・。 毒男さんが「好き」って言ってくれた時、本当に嬉しくて・・・・。 でも、それで毒男さんにこんな私のわがままにつき合わさせちゃって。 私には「恋をする資格は無い」ってわかってたはずなのに・・・・・。 \___________ _________________/ V ,,,,,,, <ー‘。ヾ ( ノ)
だからね・・・、だから・・・・だから毒男さんには・・・・ 私の事は早く忘れて欲しいの。 \___________ _________________/ V ,,,,,,, <ー‘。ヾ ( ノ)
┌────┐ │ │ │ │ │ │ ミッ… │ │ ,,,,,,, ゴメンナサイ… ミユキチャン… │ │ <ー‘ ヾ゚ ゚。 ヽ(A゚ ;) │ / ( )ゞ ( )ヽ │/ (( 、、、、、 ( ( └───
┌────┐ │ │ │ │ │ │ …… │ │ | ミユキチャン… │ │ | (A` ;) │ / .| ノ( )ヽ │/ .| ( ( └────┘
声を上げて泣きながら美雪が出て行ったドアを、俺はボーゼンと見つめていた。 何も出来ずに・・・、何も言えずに・・・・。
それから俺は悩み続けた。 男と女として交わる事が出来ない美雪。
コドモモ ウメナイノカ… _ _□ __//|_ (; 'A) .// ̄|_./| (ヽ)ヽ/  ̄ /./ ) ) | ̄ ̄ ̄|/
一度発作が起きると、命を落としてしまうかも知れない美雪。 ホッサヲ カンゼンニ | オセエラレナインダロウカ… | ('A`;) / ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄
三日間悩みに悩みひたすら美雪のことを考え続け、俺は心を決めた。 俺は美雪の為にこれからの人生を生きて行こう!!
俺は美雪のそばに居られるだけで幸せだ。 俺は力の限り美雪を守り続ける! \_____ ____________/ V ゼッタイニ!! ゼッタイニ!! ('A`) ノ( )ヽ
次の日、俺はバイトを休み、あの病院の前で美雪を待つ事にした。 あれから美雪は1度もコンビニへは来なかったが、ここで待っていれば 美雪に会えるはずだ。
┌──────────┐ │ VIP循環器病院 │ └──────────┘ ____________ | | | | | | | | | | | | | | | | アレー オカシーナー ・・・ | | | | (; 'A) | | | | ノ( )ヽ | | | | | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
しかし、その日美雪は病院へ来なかった。 その次の日も俺はクビを覚悟してバイトを休み、一日中病院の前で待ち続けたが、美雪は来なかった。 三日目の夕方、一人の看護婦が俺に声を掛けて来た。 ┌──────────┐ │ VIP 循環器病院 │ └──────────┘ ____________ | | | | | | | | ココニ ナニカ | | | ゴヨウ デスカ ? ヒトヲ サガシテ | | | ヽ⌒ノ イルノ デスガ… | | | ソ´ー`) (A` ;) | | | ノ( )ヽ ノ( )ゝ | | | | | ( (  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌──────────┐ │ VIP 循環器病院 │ └──────────┘ ____________ ,,,,,,, | | | | (‘ー‘ヾ | | | | ソレハ ノ( )ヽ | | | ドナタ デスカ ? \ ミユキ チャン…./ | | | ヽ⌒ノ  ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | ソ´ー`) (; 'A)ノ コノコデスケド… | | | ノ( )ヽ ノ( ) | | | | | | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌──────────┐ │ VIP 循環器病院 │ └──────────┘ ____________ | | | | | | | | アア… | | | ソノヒト ナラ… ヨカッタ!!! | | | ヽ⌒ノ ワカリマスカ!!!! | | | ソ´-`) (A` ;) | | | ノ( )ヽ ノ( )ゝ | | | | | ( (  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
六日前の夕方に緊急入院をされ、 その日の内に お亡くなりになりましたよ・・・ \_____ ____________/ V ヽ⌒ノ ソ´-`) ノ( )ヽ
えっっっっ!!!!!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まさか美雪ちゃんが死んだ ?! ?!?! \_____ ____________/ V ウソ ダロ… (゚A゚ ;) ノ( )ヽ | |
美雪は再び発作を起こし、医師の懸命の処置にも関わらず 帰らぬ人となってしまったそうだ・・・ ミユキ チャン… (; 'A) ノ( )ヽ 、、、、、 ノ )
""""""""""""""""""""""""""""""""" " 雪は触れるととっても冷たくて " " すぐ溶けて無くなってしまうの。 " " ,,,,,,, " " (‘ー‘ヾ " " ノ(ノ ) " オレハ テシカ " " フレテイナイ """"""""""""""""""""""""""""""""" (; 'A) ジャナイカ…テシカ!!! テシカフレテナイジャナイカ!!! ノ( )ヽ | |
俺が、答えの判りきっている事を悩んでいる間に、 美雪は死んでしまっていた。 六日も前に・・・・・。 !!!ムイカ…? | , _ ムイカマエ ッテ… | (; ゚A)丶 / ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄
あの日じゃないか !!
┌────┐ │ │ │ │ │ │ ミッ… │ │ ,,,,,,, ゴメンナサイ… ミユキチャン… │ │ <ー‘ ヾ゚ ゚。 ヽ(A゚ ;) │ / ( )ゞ ( )ヽ │/ (( 、、、、、 ( ( └─── \________ _____________/ V 。 ゚ (゚A゚ ;) ノ( )ヽ
じゃあ・・・、あの後すぐに美雪は・・・・・・。 俺は美雪を泣きながら死なせてしまったのか・・・・。なんてことだ・・・・・・・・・・・
馬鹿だ!!馬鹿だ!!大馬鹿野郎だ俺は!! 大馬鹿野郎だ!!!! 何故、何故、何故あの時、美雪に・・・・・
┌────┐ │ │ │ │ │ │ ミユキチャンガ ドンナカラダデモ │ │ ,,,,,,, オレハ カワラナイ !! │ │ ソ‘ー>゚。 (A` ;) │ / ノ( ) ノ( )ゝ │/ | | ( ( └───
そう・・・言えなかったんだ・・・・・。 この馬鹿野郎・・・・・。
| バカ ヤロウ… | (⌒ (; 'A) / ̄ ̄」」 | | ゚。。  ̄ ̄
・・・・馬鹿野郎・・・・・ ばかやろおおおおおおぉぉぉぉぉ・・・・・・・・
・・・・・あれから半年が過ぎた 今も俺はこのコンビニで働いている。 そして、今でもあの時間になると、美雪がサンドイッチと フルーツジュースを買いに来る様な気がしてならない・・・
イラッシャイ _ コンニチハ _□ __//| ,,,,,,, ( 'A`) // ̄|_ (‘ー‘ヾ (ヽ)ヽ/⊿ロ /ノ( )ゝ ) ) | ̄ ̄ ̄|/ | |
そして・・・・、独りでそっと呟く。
ゴメン… ジュース 120エンニ モドッチャッタ… _ _□ __//|_ ( 'A) // ̄|_./| (ヽ)ヽ/  ̄ /./ ) ) | ̄ ̄ ̄|/  ̄ ̄ ̄
_ 100円じゃなくったんだよ _□ __//|_ ごめんね ( 'A) // ̄|_./| (ヽ)ヽ/  ̄ /./ 美雪ちゃん・・・・・ ) ) | ̄ ̄ ̄|/  ̄ ̄ ̄
ごめんね・・・ 糸冬
PS、亡くなってからではもう取り返しがつかない・・・ みなさんは愛する人や感謝する人がいらしたら 取り返しがつかなくなる前に、後悔する前に 精一杯の愛情を、感謝を渡してあげてください わたしはこれから一生美雪のことを想い続けながら生きていきます・・・・ それがせめてもの美雪に捧げる愛として・・・【関連エントリー】 - その時まで実の両親だと思っていたのに…。- 金に困ったら質に入れろ、多少金にはなるだろうから- 母の遺品を整理していたら、日記が出てきた- 俺が小さい頃に撮った家族写真が一枚ある- ばぁちゃん、死に目に会えなくてゴメンネ
【最新注目記事】
|